抱っこ紐、使い分けと選び方

抱っこ紐ってどうやって選ぶの?

抱っこ紐は育児のマストアイテムにもかかわらず
種類が多くて価格もピンキリですよね
何をどのように選べばいいのか
わたしは育児が始まるまでさっぱりわかりませんでした

〇使用期間は?→新生児からor首すわり後から 
〇使用時間は?→短時間or長時間
〇使用シーンは?→家の中or外出時
〇使用する人は?→ママかパパor夫婦兼用
〇使用季節は?→年中or夏?

これによっても選ぶものが変わってきますし
用途に応じて複数個使い分けるご家庭が多いのも納得です

そこでまずは抱っこ紐のおおまかな種類からまとめようと思います

抱っこ紐の種類

抱っこ紐のおおまかな種類別で
メリット・デメリットや使用感についてまとめました

①キャリータイプ
②スリング
③ベビーラップ
④ヒップシート

①キャリータイプ

抱っこ紐といえば、の代表格です
しっかりカチッとした作りで、多機能な反面、着脱に時間がかかります
でも一度抱っこしてしまえばホールド感・安定感は抜群で
肩への負担も少ないので
長時間の外出時や、赤ちゃんが生後半年以降くらいの大きさになったら
こちらの一択ではないかとさえ思います
前抱きやおんぶも可能な商品が多いです

〇メリット・・・長時間、長期間使用できる頑丈なつくり/身体への負荷が少ない
×デメリット・・・価格が高い/着脱が慣れるまでは難しいことも/縦抱きになるため、首が座るまではヘッドカバー等付属品がいることも
★メインの抱っこ紐、外出時にはマスト。といえばこちらでしょうか

②スリング

幅広の布をたすき状にかけるもので
横抱きができるので首がすわらない新生児期から使えます
着脱がとにかく簡単で、低価格なこともあり
家用に最適ですが片方の肩に負担がかかります

〇メリット・・・着脱が簡単/低価格/お手入れが楽(洗濯機可)/様々な抱き方ができる
×デメリット・・・片方の肩に負荷がかかる/赤ちゃんの身体がむき出しになりやすく落下に注意
★家用お手軽抱っこ紐、新生児期は特にヘビロテ。といえばこちらでしょうか

③ベビーラップ

1枚の大きな布を身体に巻き付けて使用するもので
スリング同様新生児期から使えます
着脱が慣れるまで難しかったり
スリング以上に赤ちゃんとの密着度が高いため
赤ちゃんのおねんね誘導にいいですが夏は暑いです

〇メリット・・・スリングの次くらいに低価格が多い/お手入れが楽/密着することで赤ちゃんが安心
×デメリット・・・慣れるまで着脱が難しいことも/密着することで暑い&蒸れやすい
★家用おひるね誘導抱っこ紐、といえばこちらでしょうか

④ヒップシート

腰ベルトの上に赤ちゃんを乗せるタイプのもので
商品により首すわり前から使用できるものもあります
着脱が簡単で、ラップと逆に赤ちゃんと密着しないため暑くありません
腰ベルトがかっちりしているため装着したままでは行動が制限されるため
あまり長時間使うイメージではありません

〇メリット・・・着脱簡単/赤ちゃんと密着しない
×デメリット・・・装着すると行動が制限される
★外出時のサブベルト、といえばこちらでしょうか

わたしが選んだ抱っこ紐3つの決め手


〇ケラッタ ベビースリング


購入時期:新生児期(生後2週間)
主な利用シーン:室内

娘は生まれたときからショートスリーパーかつ
四六時中抱っこしていないと泣きわめく子だったため
わたしは早々から腱鞘炎になりました

睡眠不足が続くと、
直抱きでは気が緩んだら娘を落としてしまいそうな瞬間があり
「これは危ない!抱っこのサポートになるものを買わなくちゃ」と
あれこれ調べて買ったのがこちらでした

まずスリングタイプを選んだ理由は2点です

①まだ首も身体もふにゃふにゃな時期に「縦抱き」するのは怖かった
②主に室内利用のため着脱がとにかく簡単なものがよかった

こちらはスリング部門で楽天ランキングNo.1だったのですが
その中でのわたしの決め手はこちらです


①布1枚のシンプル設計で、抱っこ紐が初めてのわたしでも使いこなせそう
②赤ちゃんにとって、ゆりかごのようなママと密着できる安心設計
③6通りの抱き方が可能で、洗濯もできる


結論、最高です✨
抱っこによる体の負荷がとても軽減され、
両手が空くのでちょっとした家事も可能になりました

スリングそのものの特性である<片側の肩にだけ負荷がかかる>はあるものの
肩紐部分の生地が分厚く幅広なため
重みが分散されて長時間つけていても疲れにくかったです

布製のためミルクやよだれで汚されても
気軽に洗濯機で洗えるので衛生的でした



〇ポグネー ステップワンエアー


購入時期:新生児期(生後3週間)
主な利用シーン:外出時

こちらはベビーラップタイプ(腰ベルト付き)です✨
ケラッタのスリングをとても気に入っていましたが
あくまで家用の「ひょいっと抱き」として重宝していたため
外出時となると赤ちゃんの姿がむき出しなのが怖くかったので(急に動かれると落下しそうで)
腰をバックルで固定+密着タイプのこちらを選びました

決め手は
①ラップ=密着、ゆえの蒸れやすさが軽減されるつくりであること
②ラップの中では複雑でなく装着しやすそうなこと
です

通気性がよくUV加工もされている素材のため、
実際胸にぴたっと密着していても蒸れにくく娘も苦しくなさそうでした

また、シンプルでおしゃれなデザイン(人間工学に基づいた疲れにくさ追求とのこと)
+カラーバリエーションで、夫と共通で使えたのもよかったです
娘はこれで抱っこすると毎回5分以内に眠っていました

ひとつ難点を挙げるとすれば
冬には使えない?使いにくいことです
UV加工生地なのでそもそもが夏を想定している商品ですが
冬に使おうとしたら肩に布を被せる仕組みなので
上からコートを着ると肩に腕通せなくなってしまうという・・

年中通して使いたい方はご注意ください

〇エルゴベビー OMNI360 クールエア/クラシックウィーブ


購入時期:生後3か月
主な利用シーン:外出時

新生児から使えるものですが
わたしは首が座ってから使用しました

決め手は
①エルゴ=抱っこ紐といえばの憧れブランド(付属品のバリエーションも多い)
②年中使えて、通気性・速乾性・耐久性がいいこと
③おんぶ抱きも兼用できること
④重たくないこと
です

しっかりとした作りで両肩に重さが分散され、
身体への負担は①②と比べてもっとも少なかく
外出時だけでなく家でも朝から晩まで使用していました

こちらの商品はキャリータイプの中でも軽量だったので
ベビーカー移動の際もセットで持参していました

密着していても蒸れ知らずだったのもよかったです
(夏だけでなく、冬こそ着込むので蒸れ防止は母子ともにいいのではと✨)

また、生後5か月ごろからはおんぶ紐としても使用できたため
家事が飛躍的にしやすくなりました✨
(慣れれば装着も簡単です)

ちょうど時期も冬に差し掛かるタイミングだったので
防寒ケープをつけたりダウンジャケットの下につけたりできて助かりました



キャリータイプ 付属品

 
〇よだれパッド


吸収力の高い今治素材で、よだれやミルクをしっかり吸水してくれます
肌触りがいいので、肩紐で擦れる赤ちゃんの頬にも優しいです
価格も高くないので、わたしは洗い替え用として2つ購入しました

〇防寒ケープ

エルゴ正規品、ベビーホッパーの防寒ケープです
(※正規品でなくても取り付け可能なことが多いですが、事前にお持ちの抱っこ紐と互換性があるか確認することをおすすめします)
抱っこ紐・ベビーカー兼用で
リバーシブル(雨や汚れに強い撥水加工面/暖かいボア面)なので天候により使い分けできます
しっかりしているのにとても軽いのも持ち運びやすくてお気に入りです

まとめ

抱っこ紐の種類とそれぞれの特徴、
わたしが選んだものについて決め手をご紹介しました

使用シーンや目的などをふまえて
パパママにとっても赤ちゃんにとっても
最適な抱っこ紐に出会えるご参考になったら嬉しいです

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